内容:収集項目
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Data Completion Guidelines V10 に、以下の記載があります。(p.12-13)
Patients transferred to a non-REMAP-CAP participating hospital
If a patient is transferred to a hospital not participating in REMAP-CAP it is the responsibility of the randomizing hospital to complete all data entry for the patient. Data collection stops at time of discharge from your hospital, you will only be asked to collect ultimate hospital discharge date.
ここで、your hospital は REMAP-CAP 参加病院を指すと考えられます。したがって、REMAP-CAP 参加病院を離れた後は、Daily ほかのデータ入力は不要ということになります。
一方、”Day 21″ の “Discharged from hospital” の選択により、”Form 6: Discharge” の入力が求められます。この “Form 6: Discharge” に “3. Hospital Discharge” – “Destination” – “Transfer to another acute hospital” (Data Completion Guidelines V10 p. 159) という選択肢があることから、やはり”Day 21″の”Discharge”は、あくまで REMAP-CAP 参加病院からの退院(転院を含む)と解釈できます。上記の “Transfer to another acute hospital” を選択すると、”Ultimate hospital discharge date” および “Status at ultimate hospital” (Alive/Deceasesd/Unable to ascertain) の入力を求められます。
まとめると、以下の通りと解釈できます。
“hospital discharge” = REMAP-CAP 参加病院からの退院
“ultimate hospital discharge” = 今回のエピソードで最後に(90日で打ち切り)入院した急性期病院からの退院カテゴリー
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Case Report Form Data Completion Guidelines Ver8.0 P154
・無作為化後、最初にICUから退室した日時を入力します。
・病棟のベッドに空きがなくICUに留まっている場合もICU患者とする。
・パンデミック中、通常のICU以外のエリアでICUケアが提供されている場合、ICUレベルのケアを提供できるエリアを離れる時間をICU dischargeとする。カテゴリー
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Day 90アウトカムは、無作為化91日目~104日目の間に確認し、入力してください。
カテゴリー
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「STAT」を選択してください。
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退院日を薬剤投与終了日として入力してください。
カテゴリー
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Data Completion Guidelines 参照
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解説には「Date and time the patient received that antibiotic during this hospital admission.」と記載があるが、入院日~Day14までの入力しかできない。
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当面はAmpicillinとしてだけ入力することをREMAP-CAPグローバルに確認済。
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両方の成分の総投与量を入力ください。
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Case Report Form Data Completion Guidelines Ver8.0 P136~
抗菌薬、抗ウイルス薬、免疫調整薬、抗凝固・抗血小板薬、コルチコステロイドの初回投与量、投与開始時間、終了日、投与経路の入力が必要。
・全身投与の薬剤のみ入力。 ・血液濾過回路にに投与された抗凝固剤も入力する。
・同じ薬剤では、投与経路が同じ場合、投与量が変わってもログを分けません。
・ログを分けるのは投与経路がかわった場合と中止後36時間以上後に再開した場合です。
・病院到着からDay14まで投与された薬剤を入力します。救急車での投与は含めない。ICU入室前の病棟、救急外来での投与は含める。
・STATの後に継続投与があった場合はSTATも含めて1つのログになる。カテゴリー
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範囲外(例:<1.0、>999)の検査結果は、上限または下限を入力してください。1.0未満の場合は、1.0を入力。
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血清値。ない場合はABG(静脈、動脈)値も許容。
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体温、HR、RR:今回の入院のランダム化に一番近い記録
収縮期血圧:ランダム化に一番近い記録。侵襲的な測定の値を推奨。なければ非侵襲的測定の値。カテゴリー
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ランダム化前後で早めにと終えたほうがよいのは、summary, eligibility, consentの3箇所。(Aspergillusなどのmicrobiologyは全入院期間中というなので退院後に最終入力したほうが確実です)
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起動培養から口腔内常在菌のみが検出された場合、この項目には「Yes」(菌検出あり)と回答し、続く質問 “Which organisms were detected:” で “None of the above” を選択してください。
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Day1以降、該当日に患者がICUレベルのケアを提供できるエリアにいる場合はYesを選択、その日のうちにちょっとでもICUに滞在したらYesです。Patient location on sthdy dayは、上がYesの場合、Physical ICUとRepurposed ICUのどちかかを選択することになるようです。ベッド移動で同じ日に両方のエリアに滞在していた場合は長い時間いたほうのエリアを選択するとマニュアルにあります。
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酸素流量が20L/min以上の場合に、HFNCに該当とする。
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1時間/日 以上継続して治療した場合はYesを選択する。
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カナダのITSCメンバーからの提起だったが、かちっと決まった結論はでなかった。以前我々がCameronに同様の事を聞いた際の返答
→Day 180 outcomes are collected in Australia, New Zealand, Saudi Arabia, Canada, Colombia, and the United Kingdom. The CCA region (India, Pakistan and Nepal) do not carry out day 180 follow up, and in Europe it is not mandatory. I am not sure about the United States (from memory, I don’t believe that they do).During the pandemic, the UK team struggled with day 180 follow ups due to the high volume of patients, and I believe they instead followed up a random sample of patients. For all other regions that are completing Day 180 follow up, I believe they have tried to collect this outcome for all patients. I should also say that we do not collect this outcome for patients enrolled in the Moderate state.
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死亡:7日以内、Day90の生存が確認された時:7日以内 研究参加、介入に起因するSAE:72時間以内
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電話や後日診察時にお時間いただき収集しておりますが、本件は必須の収集項目(義務)ではございませんので、可能な限りで構いません。
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調査ツールはそのまま読み上げ、患者のベースラインの機能であっても、現在の機能(EQ5Dでは今日、WHODASでは過去30日)を反映させる必要があります。
WHODASでは、回答者は通常の活動の程度を考慮して、患者が経験した困難さを評価する必要があります。支援器具や人的支援が通常利用できる場合、回答者はこのことを念頭に置く必要があります。例えば、脊髄損傷の回答者が、入浴の際に個人的なアシスタントが毎日手伝ってくれて、そのおかげで全身を洗うことに困難を感じていない場合、この項目は「なし」の「1」と評価します。カテゴリー
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いいえ、症例登録フォームにABGが入力されていれば、Baselineフォームにも自動的に入力されます。ただし、症例登録フォームにABGが入力されていない場合は、Baselineフォームに入力する必要があります。
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いいえ、このフィールドのデータ定義では、入院前1年間の直近の血清クレアチニンを使用しています。今回の入院以前の情報がない場合は、「記録なし」を選択してください。
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無作為化した病院に到着してから試験14日目のICUで投与されたすべての抗生物質のコースを入力します(試験14日目の終了時または退院時に打ち切る)。これには、ICU入室前に開始された抗生物質も含まれます。
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daily dataは、ICU退室または試験日28日目のどちらか早い方まで収集する必要があります。患者さんがICUに再入院した場合は、daily dataの収集を再開する必要があります。
コルチコステロイド領域の一定期間ハイドロコルチゾン投与に無作為に割り付けられた患者の場合、コルチコステロイド投与に関する日次データは、少なくとも試験9日目の終了時または退院時のいずれか早い時点まで必要です。
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REMAP-CAP に無作為化された患者に投与されたすべての全身性抗菌薬は、抗菌薬投与 CRF に記録されなければなりません。ただし、吸収されない局所的な抗菌剤(経口塗布や経腸的SDDを含む)は記録する必要はありません。
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